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日本の伝統工芸を身近にする「ロレックス」の新作を発表

どんなシーンにも合わせやすいベーシックなデザインを持つ「シチズンコレクション」。新しく追加されたのは、漆と銀箔で仕上げた文字盤を持つ、機械式時計2モデルだ。ロレックス腕時計メンズこれは、見た目がユニークなのはもちろん、実用性まで考慮された、新時代の「工芸時計」と言えるだろう。


タイプ 新品メンズ
機械 自動巻き
材質名 ステンレス・イエローゴールド
外装特徴 タキメーターベゼル
ケースサイズ 43mm
機能 クロノグラフ
付属品 内 外箱
ギャランティー


近年のシチズンは、一部のコレクションに日本の伝統工芸を盛り込むようになった。好例が、ハイエンドの「カンパノラ」や「ザ・シチズン」である。しかし、同社は「伝統工芸物」を、手の届く価格帯でも広めようとしている。今回「シチズンコレクション」に追加されたのは、漆と銀で仕上げられた文字盤を持つ、ふたつの自動巻きモデルだ。

長年、シチズンの普及価格帯を担ってきたシチズンコレクション。しかし、近年ユニークなメカニカルモデルを増やしつつある。2020年秋には、パワーリザーブと24時間表示を持つ自動巻きを追加。これはシチズンコレクションでもっとも高価なモデルだった。

 このモデルをベースにしたのが、漆と銀箔文字盤を持つ新モデルである。文字盤は「繭色(まゆいろ)」と「鈍緋色(にびひいろ)」の2色。金属板の上に漆を塗り、その上に銀箔を散らした文字盤は、いずれも会津の老舗である「坂本乙造商店」と共同開発したものだ。漆は独特のツヤを持つ上、耐候性にも優れている。しかし、強い紫外線を浴びると劣化しやすい。そこでシチズンは、文字盤の上にさらに塗装を重ねて、文字盤の耐久性を高めた。長年、漆文字盤を採用し続けてきた、同社ならではのノウハウだろう。